WordPressの予備知識
ユーザーには「管理者」「編集者」「投稿者」「寄稿者」「購読者」の5つの権限があります。
通常、Web業者が「管理者権限」を担当して、ホームページ所有者又は運営者が「編集者」を担当します。
なぜホームページ所有者又は運営者に「管理者権限」を任せないのかというと、「管理者権限」は設定やプログラムに触ることができるので、ボタン１つ押し間違っただけでサイトに深刻で破壊的なダメージを与えかねないからです。実際、ホームページ所有者又は運営者に「管理者権限」を任せた結果、２度と復元できなかったサイトもあります。
| 権限種別 | 権限内容 |
|---|---|
| 管理者 |
すべての管理機能を実行できます。 他のユーザーが投稿した記事、コメントなど全てを管理・編集することができます。 もちろん外観の編集・カスタマイズやプラグインの管理、各種設定全てを行うことができます。 |
| 編集者 |
記事の投稿について、自分及び他のユーザーの/公開/編集/削除、及びカテゴリやリンクの編集 固定ページについて、編集者のみ作成可能で/公開/編集/削除、及びカテゴリやリンクの編集 画像ファイルをアップロードすることはできます。 |
| 投稿者 |
記事の投稿について、自分自身の投稿を/公開/編集/削除、のみに制限されています。記事の一覧を見ることはできます、他のユーザーの投稿した記事を編集/削除の権限はありません。 固定ページの作成もできません。 画像ファイルをアップロードすることはできません。 |
| 寄稿者 | 投稿の作成や自分の投稿の管理ができますが、投稿を公開する権限は無く「レビュー待ち」の状態でのみ投稿できます。投稿の公開や画像ファイルのアップロードはできません。 |
| 購読者 | 購読しかできません。管理画面にログインすることはできますが、ログインしても自分のプロフィールの編集しかできません。記事に対してユーザーだけがコメントを書き込める設定にした場合に、コメントを読んだり、コメントを投稿したりする場合に利用されるようです。 |